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ダーウィンのフィシュバーガー
20080320002344

 ちょっと前の朝日新聞の1面に『縮む巨大湖 蚊の巣窟に』とありました。

 アフリカ最大の湖、ビクトリア湖の水位がさがり、水たまりが蚊の繁殖地になっており、エイズ、結核と並ぶアフリカの3大感染症のひとつであるマラリアが流行しているとのこと。マラリアの犠牲者はアフリカだけで年間100万人以上。大半が5歳以下の子供というからまったく悲惨なことです。
 犠牲の原因がマラリアというのは簡単ですが、じつのところそれを防御できない、治癒できないのは、貧困によるものではないでしょうか。

 その一片の答えとなるのが、ドキュメンタリー映画『ダーウィンの悪夢』


 ダーウィンの箱庭ともいわれ多彩な淡水魚が生息していたビクトリア湖に放たれた肉食大型魚ナイル・パーチ。在来魚を駆逐し大量に増殖をする。それは漁師たちにより捕獲され、タンザニアの湖畔の工場で大量に加工され貨物機によって先進国に運ばれる。この「産業」によって潤うのはごく一部の人だけ。絶対的大多数の人びとは貧困にうちひしがれている。パイロットや漁師への売春で生活する女性たち。そしてエイズの蔓延。ストリートチルドレンは飢えと恐怖を忘れるため、ナイルパーチの梱包の発砲スチロールを燃やした有毒な煙りを吸っている。加工工場で3枚におろされたナイルパーチの頭と骨のあらは炎天下の「加工場」で天日干しされ油で揚げられ山間の貧しい地域へと運ばれる。その加工場の足場は蛆がわき、発生するアンモニアにより、そこで働く女性の眼は無くなっている。アフリカの魚を運ぶ飛行機は空荷でアフリカに来るというが、内戦で使用する武器を積んでいるとの噂もある。

 積み荷の魚はどこへとの問いにパイロットの答えは、ヨーロッパと日本。

 とあるハンバーガーショップで食べる白身魚のフライ。これをいただく私はダーウィンのいう適者なのでしょうか。

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

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Why not find your new realities?

 食とは、味はもちろんのこと、サービス、価格、雰囲気、タイミングなどの複雑な要素の織りなす重要な活動です。それは一般的な消費者たる私たちにとっても単なる消費行為ではなく、そこから受けるおいしさや楽しさにより生産的行為となっているはずです。

 そこには新しい発想、新しい知覚、新しいコミュニケーションが存在するのです。それらは、すぐそこにあります。その新しい現実をご一緒に発見し、確認していきましょう。

 とはいえ、この活動は「内食」すなわち家庭の食事をないがしろにするものではありません。さりとて、単身赴任、孤食、常態的残業、夜間の塾通いなど、旧来の「暖かい食卓」を求めるには難しい世情となっているのが現状です。そういった現実とのバランスをとりながら、新しい現実を探求する必要があるのでしょう。


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