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丸暗記は大事
チェロ

 「ゆとり教育」によって、ずいぶんとゆとりがなくなってきました。学校以外の塾や習い事が増えたため子供のための支出が増えたからなのです。そのため、オヤジの小遣いは減り、新橋にもなかなか行けず・・・(笑)。そのような「ゆとり教育」が教育政策ではなく、家計の支出を増やすための経済政策であったことに気づいたのはつい最近なのでした。

 さて、ゆとり教育は、詰め込み型教育を否定し、余裕のある教育環境のなかで想像性を高めようとしているようですが、やはり創造性とは確固たる基盤、基礎知識から生まれるものだとおもいます。もちろん、ゆとりあるなか、混沌たるなかから生まれるものもあるでしょう。でも、すべからく人間はダレがしかの背に乗って生きています。過去の叡智の積み重ねによって現状の社会が存在するのです。先んずる輩(やから)の知識を理解、会得してこそ個人の才能はでてくるものなのでしょう。


 アメリカの教育には有利な点がある − 丸暗記ではなく創造性に重点を置いている − という通念について、ビル・ゲイツにたずねると、言下に否定された。中国や日本の丸暗記中心の学習からは、アメリカと競争できるような革新者がおおぜい生まれることはないという考えは、嘆かわしい間違いだ、とゲイツはいう。「(中略)秩序立てて物事を理解していないと、それより進んだ物事を作ることはできない」
フラット化する世界




 とりあえず、有無をいわさずおぼえることが大事なのです。なぜ憶えなければならないか、なんてなことを考えてはならないのです。
 とはいえ、以前のエントリーにも書いたようにワタシの若きころ、その意味あるところをセンセイに問うてしまい、あきれられたことを深く記憶しています。ああ、そのころからワタシの数字嫌いは始まってしまったのでした。アホなことをしたものです。


 彼はピュタゴラスと同じく、数学的真理の追究そのものに価値をみとめ、自分の仕事を応用することなど考えてはいなかった。あるとき一人の生徒が
、「いま教えていただいた数学はどんなことに使えるのですか」とエウクレイデスに質問した。授業が終わるとエウクレイデスは従者に向き直ってこう言った。「あの少年に小銭を与えなさい。彼は学んだことから利を得たいようだからね」そしてその生徒は放校となった。フェルマーの最終定理




 おお、ワタシの過去の出来事はユークリッド(エウクレイデス)センセイのなしたことと同じだったのですね。ワタシは放校されなかっただけ幸せだったのかもしれません。いや、小銭をもらって退学し、営利追及していたら成功していたのかもしれませんね・・・(笑)。

 ところで、この『フェルマーの最終定理』はすばらしい本です。ノンフィクションで、ワタシからは縁遠い数学の話なのに、めちゃくちゃエキサイティングなお話です。難しい事柄について子供に説明を求められたときに返答に窮することがしばしばあります。本質的に難しいことをわかりやすく咀嚼してあげるのは非常に難しいことです。この本は、凡人にはわかりようもない先端的な数学をテーマとしながら、古代から現代にいたる知を探求する人間のロマンを、わかりやすく、悲喜こもごもを織り交ぜつつかかれています。とても楽しい本です。

 それはさておき、やはり子供たちには「詰め込み教育」をガシガシとやっていかねばなりません。でも、自らが率先しないといけません。まずは、ワタシ自身もいまさらながら算数をやり直して見ましょう。


 【診断1】次の計算をしてください。(制限時間3秒)
   14×45=?
 【診断2】次の計算をしてください。(制限時間5秒)
   48×15=?
 【診断3】次の計算をしてください。(制限時間5秒)
   39×41=?
 【診断4】次の計算をしてください。(制限時間5秒)
   16×125=?
 【診断5】次の計算をしてください。(制限時間5秒)
   84×0.75=?
計算力を強くする





 な、なんだこれは・・・。プロローグでの計算力チェックですっかり勢いも萎えました。ホントに5秒で計算できるのか・・・?。

 でも、この本のテクニックを会得できればなんとかイケそうです。ちょっと憶えなければならないこともありますが、ちょっとがんばってみましょうか。
 とはいえ、年齢のせいでしょうか、暗記するのも結構大変ですなぁ・・・。計算方法を習得して子供に自慢するにはもう少し時間がかかりそうです(笑)。

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 食とは、味はもちろんのこと、サービス、価格、雰囲気、タイミングなどの複雑な要素の織りなす重要な活動です。それは一般的な消費者たる私たちにとっても単なる消費行為ではなく、そこから受けるおいしさや楽しさにより生産的行為となっているはずです。

 そこには新しい発想、新しい知覚、新しいコミュニケーションが存在するのです。それらは、すぐそこにあります。その新しい現実をご一緒に発見し、確認していきましょう。

 とはいえ、この活動は「内食」すなわち家庭の食事をないがしろにするものではありません。さりとて、単身赴任、孤食、常態的残業、夜間の塾通いなど、旧来の「暖かい食卓」を求めるには難しい世情となっているのが現状です。そういった現実とのバランスをとりながら、新しい現実を探求する必要があるのでしょう。


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