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「新しい現実 The New Realities - Rebirth」へようこそ

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『THE LONG GOOD-BY』 Raymond CHANDLER
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 本屋さんを物色していたら見つけてしまった一冊。The Long Goodbye - Raymond CHANDLER。レイモンド・チャンドラーによる私立探偵フィリップ=マーロウ・シリーズの名作です。
 「見つけてしまった」というのは自分に課しているコナリー本読破という目標がちょっと遠くなるからなのです。もちろんコナリー本も読まねばなりませんが、そのハリー・ボッシュ・シリーズにも多大な影響を与えたハードボイルドの古典を手にしたのも何かの啓示。がっつり読んでみましょう。

 私立探偵フィリップ・マーロウは富豪令嬢の亭主テリーノックスが泥酔し路上で転がっていたのを介抱したことから友人として付き合いをはじめます。ところがある日、彼の妻が他殺体として発見され、容疑者とされたレノックスは、無実を訴えマーロウに逃亡の介助を求めメキシコへ。しかし、彼はメキシコで自殺。ことの顛末に疑問を持ったマーロウは友人のために真実を探るのですが、それは切ないお別れのはじまりだったのでした。

 ハヤカワミステリーの翻訳本長いお別れは20年ほど前に読んでいたのですが、恥ずかしいほどまったくおぼえていなくて(笑)、初めて読んだのと等しくとても楽しく読めました。ストーリー展開、雰囲気、会話、みなイケてます~。


'Alcohol is like love,' he said. 'The first kiss is magic, the second is intimate, the third is routine. After that you take the girl's clothes off.'
 「アルコールは付き合うことに似ていると思うんだ。最初のキスはマジック、2度目ではまり込み、3度目は惰性。あとは服を脱がすだけだよ。」

 この作品の中で比較的有名なのが上記のフレーズ。でもこの下品な言い回しからわかるようにこれはマーロウではなくレノックスのセリフです。さらに有名な次のセリフもレノックスなのです。

'I suppose it's a bit too early for a gimlet.'
「ギムレットには少し早いかな。」

20070701ライム
 さみしげなマーロウのためにレノックス・レシピの甘ったるいものではなく、キリリとしたドライなライムを使ったギムレットをたっぷりといただきましょう。いや、私の場合、ライムサワーを中ジョッキでのほうがよろしいようで(笑)。

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テーマ:洋書 - ジャンル:本・雑誌

「きそば」@小山
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 朝から栃木のお客さんのところとなると行くだけですっかり疲れてしまいます。そんなサガリ気味のマインドを恢復してくれるのが小山駅ホームの立ち食いそば屋さんなのです。

 そんな小山駅、朝のオアシス「きそば」さんで「天ぷらうどん」(\350)をいただきました。真っ黒なつゆに中太のコシなしハリなしのうどん。白いうどんはみるみるつゆをふくんで茶色く色づいていきます。カップそばの天ぷらを彷彿させるまあるい天ぷらはつゆを吸うとやはりカップそばのそれのようにぐずぐずと崩れます。うーむ、こういうひなびたお味がたまりませんねぇ。

20070628きそばファサード こういう昔ながらの立ち食いそばが画一的なチェーン店に淘汰されないことを切に希望いたします。ごちそうさまでした。~。

テーマ:うどん・そば - ジャンル:グルメ

「支那そば八島」@茅場町
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 こう暑いとつけ麺が恋しくなってきますねぇ。「支那そば八島」さんで「塩つけ麺」(\730)をいただきました。

 中細やや平打ちの縮れ麺はつけ汁によく絡みます。若干少なく思えるつけ汁は魚介の旨みと青唐とおぼしきさわやかでキレのいい辛さがおいしいです。締めにスープ割りをいただきました。

 生意気にも苦言を呈すれば、ちょっと麺の箸あしらいがよろしくないということと、塩分がかなり高めなのが気になります。もう少し洗練されるとさらにおいしくなるのではないでしょうか。

20070627八島ファサード とはいえ、十分おいしくいただけました。いつもひとりで切り盛りしているおかみさん、ご馳走様でした~。

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ

『IMPROBABLE』 ADAM FAWER
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 The Last Coyoteを読み終わった足で紀伊国屋に行くも、次に読むべきコナリー作品はナシ。やはりモノが決まっているときはamazonがよろしいようで。
 さてなにも買わずに帰ろうとする私を眩惑したのは、懐かしのレンチキュラーで立体的な表紙を飾ったImprobable
 平台に積んであるので、そんなにハズレることもないでしょうと購入。ところがこれがなかなかのアタリなのでした。

 主人公のケインは数学者ながらその類い希なる天才的な計算能力を使い闇ポーカーに興じていたのでした。ところがある日、ポーカーに大負けしロシアンギャングに払うことのできない大きな借金を負ってしまいます。命をもおびやかされつつ逃げるケインにはさまざまな人びとと不可思議な出来事が交錯していきます。そしてそれは誰もが意図しないある目的へと収束していくのです。

 ハイゼンベルクの不確定性原理(Heisenberg's Uncertainty Principle)、ラプラスの悪魔(Laplace's Demon)、シュレーディンガーの猫(Schrodinger's cat)など、物理学の話が多数散りばめられていて、なかなか難しいかもしれません。私は純粋な文系ですが、都筑先生のブルーバックス不確定性原理を以前読んでいたのでかろうじておおよそのところは理解できたのでした(笑)。
 でも、小難しい話は捨てたとしてもこの本の楽しさはほとんど損なわれないでしょう。だってかなりの英単語を読み飛ばした私にも楽しいと思えたんですから(笑)。

 過去も未来も確率的にしか決定されないのです。原因と結果が機械的に結びつかないのなら、そこには自分の意志が作用する余地があるはずです。さあ、はりきってイキマショー。

テーマ:洋書 - ジャンル:本・雑誌

「てっぱち」@小山
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 栃木出張の帰り。次の東北新幹線の時間まで30分以上あります。

「じゃあ30分だけいきますか」

 30分では終わらないのは3人ともわかっていつつも、小山駅西口ロータリー近くの「てっぱち」さんへ。

 「てっぱち」さんは小山では珍しくクォリティーの高い個店の居酒屋さん。お刺身をはじめおいしいお料理と種類豊富なお酒。ごちそうさまです。

20070625てっぱちファサード やはり30分を大幅に超過してお勘定。しかも時間がギリギリとなってしまい新幹線の改札からホームに駆け上がるハメに。でもなんとか滑り込み助かりました。一人間に合わなかったヒトがいましたが(笑)。


■Related Link
 ・「てっぱち」さんのHP

テーマ:居酒屋 - ジャンル:グルメ

谷中しょうが
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 谷中しょうがが出回る時季となりました。暑い日の生ビールに谷中という取り合わせは、想像しただけで喉がうずきます。

 茎の緑と根茎の白色。その間の紅色。谷中の色合いのコントラストはとても美しい。

 酢水に少し漬けたあと、味噌を漬けていただきましょう。口腔いっぱいに初夏の香りが広がります。ビールによく合いますねぇ。季節を味わうことほど、しあわせなことはありません。ごちそうさまです。

テーマ:これは美味い!! - ジャンル:グルメ

不思議なビル@新川
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 いつものようにランチを済ませてのんびり歩いていると、一瞬視界に入ったものに漠然とした違和感を感じたのでした。

 それは永代通り沿いにあるオフィスビル。釈然としない不安感を惹起させた理由を求めるべく眺めていると、はたと気づいたのです。

 「ハリボテだ・・・」

 最上階からの3階分が窓枠のついた単なる壁で中身が無いのです。上から3階目と4階目のすきまから青空が見えるのです。

 はたして何の意味からがあるのでしょうか。「霊岸島一の高さを誇るビル」を維持するための策だったりするのでしょうか。はたまた、経済合理性とは決別した精神的、宗教的意味合いがあるのでしょうか。

 このビルのことを考えると夜も安らかに眠れないのでした・・・。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

『THE LAST COYOTE』 M.CONNELLY
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 Michael ConnellyのHarry Boschシリーズ第4作品目。

 ボッシュは上司のパウンズに暴力をふるったとして、謹慎状態となります。カウンセリングを受けさせられながら、考えたのは母の死のことでした。彼が幼い頃、娼婦であった母は他殺体として発見されその犯人はみつからなかったのです。
 現場を離れたボッシュは母殺害の犯人探しを行ないます。それは自分探しの旅といってもいいのかもしれません。そのある贖罪にも似た探求のなかで、ボッシュはまた新たな原罪を背負ってしまうのです。

 これまでの4作品のなかではこのThe Last Coyote (Harry Bosch)が一番好きです。シニカルなボッシュはそのままなれど、母親への愛が彼にとってはすべてだったのかもしれません。警察官になったのもその愛する母親の結末を探るためだったのでしょう。

 ところで、Connellyの小説には常に音が流れているような気がします。この本で特に印象深かったのは、ボッシュが幼い頃母親とHollywood Bowlから流れてくるのを聞いた'Scheherazade'
 クラシックはまったくわからないので、カミさんに聞いてみました。

 「『しぇはらぜいど』って知ってる?」
 「それシェエラザードでしょ」

 カミさんの持っていたCDを聞いてみると、なるほどいい曲ですねぇ。のだめ効果で、はやっているらしいし、これからはクラシックも聴いてみるかな。・・・いや、やぱり眠くなるからやめとこう(笑)。

テーマ:ペーパーバック@多読入門 - ジャンル:本・雑誌

「ラティーノ」@新川
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 新川はなぜかカレーのお店が多いのです。新川1、2丁目の霊岸島上にはおそらく7店舗のカレー専門店があります。今日はその中での訪問3軒目、「ラティーノ」さんにうかがいました。

 いただいたのはタイ風カレーの「レッドカレー」(\850)。ココナッツ香る赤いカレーは控えめな辛さに程よいスパイス。袋茸の食感が楽しい。

 この次の訪問時はノーマルのカレーをウルトラホットで頼んみましょうか。

 ごちそうさまでした。

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

「らーめん三好」@新川
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 給料日前には助かります。新川の「らーめん三好」@さんで「塩ラーメン」(\300)をいただきました。

 ただでさえ、300円という破格の安さなのに、さらに50円引の優待券まで配っているというのは凄過ぎます~。

 とはいえ、この優待券は午後2時からしか使えないので、私にはなかなか使用する機会はないかな~。でも、この「三好」のマスターのサービスに対する心意気には恐れ入ります。

 ごちそうさまでした~。

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ

Why not find your new realities?

 食とは、味はもちろんのこと、サービス、価格、雰囲気、タイミングなどの複雑な要素の織りなす重要な活動です。それは一般的な消費者たる私たちにとっても単なる消費行為ではなく、そこから受けるおいしさや楽しさにより生産的行為となっているはずです。

 そこには新しい発想、新しい知覚、新しいコミュニケーションが存在するのです。それらは、すぐそこにあります。その新しい現実をご一緒に発見し、確認していきましょう。

 とはいえ、この活動は「内食」すなわち家庭の食事をないがしろにするものではありません。さりとて、単身赴任、孤食、常態的残業、夜間の塾通いなど、旧来の「暖かい食卓」を求めるには難しい世情となっているのが現状です。そういった現実とのバランスをとりながら、新しい現実を探求する必要があるのでしょう。


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